高校3年生のレッスン

4月末に、発表会も終わり、高3は受験の準備になるので、かねてから、その時期は休んでもいいし、ワンレッスンでもいいし、月2回でもいいと話していたのだが、本人の希望で、レッスンに来なくなると弾かなくなってしまうので、毎週来るけれど、レッスンを受けるのは月2回ということになった。あとの2回は自宅はピアノを弾いて帰るそうです。

 

宿題を減らそうと相談したところ、エチュードは進めておきたいということだったので、ツェルニーは一応毎週宿題を出す形で、あとはバッハや小品。楽典などを学んだり、練習していない集は初見をしたりすることにした。

 

今週はツェルニーと、バッハの小プレリュード。ほかにアレンスキーの連弾を初見で弾いてみた、けっこう気に入ったので、次回の発表会でアレンスキーを2曲弾くことにした。

 

あとは、剣の舞か、ギロックのジャズとバッハのプレリュードでもいいし、前にやっていた教本でやり残したものの中からすることになった。

 

高校生のSちゃんは、中学からうちで習っていて、それ以前は東京に住んでいたので、そちらの先生に習っていた。

 

うちに来たときは、音も小学生より小さく、体も小さいせいもあるけれど、主に背中、肩、腕が硬かったせいで、音がすんなり出てなかったけれど、ずいぶん深い音も出るようになった。

 

中学の合唱コンクールの伴奏が自分だけでは弾けないからというきっかけで、うちに習いにきてくれるようになった。その伴奏も3年生のときには、伴奏で校内1位の伴奏者賞もいただき、校内新聞でも、改めてお褒めの文を書いていただいたということだった。

 

家ではピアノでの練習ではなく、電子ピアノなので、速い曲を弾くときは、鍵盤が手に追いついてこなく、家で練習しても、ある一定のところから進歩がなくなるので、発表会の前は、いつも間にもう1回お稽古日を設けて、お教室で練習している。

 

今年の無言歌の舟歌や、シベリウの樅の木などメロディーを歌わせる曲をきれいに弾く。

 

これから受験までの10か月は、なるべく負担のない曲を選んでいきたい。

 

ところが、今日連弾を弾いたら、「せっかく2台あるから、2台ピアノをやってみたい」とのこと。

 

「大学あがったら、ゆっくりね」とお返事しておいた。2台ピアノの楽譜でちょうどいい難易度のものがないので思案中。

 

弾けたらいいけど、うちはせまいから、自宅での演奏は観客の座るスペースが足りないです。

 

 

 

趣味で弾くことは、私はとてもお勧めです。

 

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Sちゃんは、第一志望の国立大学に受かって、2017年3月の発表会を最後に、引っ越しをしました。

 

夏休みなど、こちらに帰ったときには、遊びにくるということです。